気の抜けないチュートリアル(ドンキーコング編)

ドンキーコングとは

 ドンキーコングとは記念すべきファミコン誕生のローンチタイトルの一つである。我々アラフォー昭和世代男にとっては説明不要のタイトルである。

 それでも簡単に説明するなら、ドンキーコングがレイディー(ピーチじゃないよ)をさらい、恋人のマリオが助けに行くのである。

 この時からドンキーとマリオは任天堂の代表キャラとして活躍するのである。

 ちなみに、スーパーファミコンドンキーコングが大ヒットしましたが、彼とは別人のようです。彼のおじいちゃんがドンキーコングなのです。

どんなゲーム?

 ファミコンリミックスを使って説明しましょう

 

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  これがタイトル画面です。わかりにくいですが、枠が虹色に輝いているでしょう。これこそがレインボーを達成した証である。

 大きく分けて3ステージ構成となっており、3面ごとにループしていくのです。

 最初はマリオが鉄骨とはしごを登ってドンキーのところに行くのだが、ドンキーが樽を投げたり転がしてくるのである。

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 わかりにくいですが、樽を2回飛び越えるのです。

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次は、樽をハンマーで2個破壊するのです。これこそがスマブラで有名なゴールデンハンマーです。これでもう無敵です。

 ただし、ジャンプもできないしはしごも登れません。制御不能な危ないやつになっています。スマブラのゴールデンハンマーはこれがルーツなのです。

 理解できない奴はゴールデンハンマーをとってはいけません。

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 これで、チュートリアルは終わりました。

 それでは一面クリアしてみましょう。

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 以上を私は、世界16位の26.6秒でクリアしております。うーん微妙ですよね。

それでも、研ぎ澄まされたれっきとした記録なのです。

 たかだか、ドンキーコングの1面をクリアするだけです。

 樽を飛び越える。ゴールデンハンマーで樽を壊す。1面をクリアする。

 これはチュートリアルにもなってませんよね。

 しかし、そのチュートリアルに命を削るのです。

 それぞれの基本動作に一切の無駄があってはならないのです。

2面はどんなゲーム

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 ごちゃごちゃ説明するより、画面を見てくれた方が早いでしょう。

今度は、はしごとエレベーターを使って上に上るのです。途中さらわれている間に傘とハンドバックを落としてしまったのでしょう。ピンク色の高そうなバックを持っています。優しく拾ってあげるのです。

 

 

いよいよレディーを救出しよう

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 でましたゴールデンハンマー、こいつはやばいです。燃え盛る炎も消し飛ばしてしまいます。

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炎を飛び越え、ボルトをすべて引っこ抜くと

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床が抜けてしまい。ドンキーはビルから叩き落されてしまうのです

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  こうしてマリオはレディーの救出に成功し、深く愛し合うのです。

ゴリラをビルから叩き落しておいて、罪悪感や良心の呵責はないのでしょうか?

 

それとも、背徳感に満ち溢れより一層の興奮を得ているのでしょうか?

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 なにはともあれ、ステージ3のクリアタイムは世界4位32.9です。0コンマ4秒で銅メダルを逃がしております。

 熾烈な戦いは今もなお続いているのです。

 

  ステージ3も普通にやれば、難なくクリアできるでしょう

 しかし、これは威信をかけた立派なスポーツなのです。炎の動きを考え、最短でボルトを引っこ抜けるルートを計算しないといけないのです。指だけではなく頭を使った立派な戦略的スポーツです。

 

 いかがでしたでしょうか?これだけでもドンキーコングの基本的な遊び方は説明しつくしているのです。そして35年前のファミコンですが、恐ろしいことに「ジャンプ」だけで成立し、今もなお通用するゲームなのです。

 

 そこにタイムアタックの概念が加わり、スポーツとしても成立するようになったのです。格闘ゲームも結構ですが、これこそがe-sportsといっても差し支えないはずですが、いかがでしょうか?